このような疑問にお答えします。
- 筆者は技術系地方公務員の勤務経験あり【15年勤務し退職】
- 土木職、建築職、電気職、機械職など幅広く交流あり
土木職を筆頭に建築、電気、機械職に実は多いんですよ!
女性の採用も増えている技術系公務員。
男性はもちろん、女性もぜひこの記事を参考に、技術系公務員を目指してみましょう!
- 土木職の仕事内容
- 建築職の仕事内容
- 電気職の仕事内容
- 機械職の仕事内容
- 技術系公務員がおすすめな理由
上記について、一つずつわかりやすく解説していきます。
技術系公務員を目指すなら資格試験を受験するのも効果的です。
特に電気職におすすめなのが電気の人気資格『電験3種』です。
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技術系公務員とは
そもそも公務員には大きく分けて2種類あります。
- 事務職
- 技術職(土木職、建築職、電気職、機械職、その他専門職)
多くの人が公務員と聞いてイメージするのはたいてい事務職だと思います。
市役所に住民票をもらいに行くときに対応してくれる窓口の職員や自治体のまちづくりに関する計画策定に関する業務などの大半を事務職が担っています。
技術職の職員は、一部が事務職と一緒にまちづくりの計画を立て、残りの職員がそれを形にする仕事をしています。
それぞれの仕事内容については次に詳しく解説します。
技術系公務員の職種
技術系職員と一言でいっても、職種ごとに仕事内容は大きく異なります。
技術系職員には四大技術とそのほかに専門職というものがあります。
- 土木職
- 建築職
- 電気職
- 機械職
- その他専門職(化学職、林業職、水産技術職、心理職etc.)
ここで、土木職、建築職、電気職、機械職は採用人数が多いことから四大技術とも呼ばれます。
採用数が多いといっても、小さな自治体では土木職が数名、そのほかの職種は若干名しか採用がないこともあります。
技術職である程度大きな仕事がしたい方は市区町村のような基礎自治体ではなく、県庁などの広域自治体を目指すと良いでしょう。
技術系公務員の仕事内容
土木職の仕事内容
公務員の技術職でもっとも人数が多く、活躍の幅が広いのが土木職です。
公務員は事務職が約半分、残りの半分を土木、さらに残りをそのほかの職種で担う構成になっています。
そのため、土木職は技術系公務員の中では花形であり、仕事量も多いです。
土木職の主な仕事内容がこちら。
- 道路やプラント(上下水道など)、河川港湾の土木工事に関する設計・施工
- 庁舎など所有施設の維持管理
- まちづくりの関する整備計画の策定
土木職は自治体が所有する施設の土木工事にかかる業務全般を行います。
職員が働く市役所などの庁舎ももちろん、道路や公園、学校、港、上下水道、ごみ処理場と挙げたらきりがありません。
大規模な公共工事には土木工事が必ず発生します。
土木職の職員は、計画を策定し、計画に沿って設計、積算、契約、施工、検査、維持管理をトータルで行います。
土木工事は金額も大きく、工事の規模も大きいものがほとんどのため、採用人数も多いのです。
その分、活躍できるフィールドも広いため、「バリバリ働きたい!」、「出世して偉くなりたい!」という方にはおすすめの職種です。
ちなみに、女性の職員も技術系の中では多いため、女性でも働きやすい職場と言えます。
建築職の仕事内容
建築職の仕事は、建物の設計、施工、維持管理がメインです。
公務員の建築職は、民間企業でいうところのゼネコンよりはディベロッパーに似ています。
「こういう建物が建てたい!」というイメージを民間企業に設計委託や、ゼネコンが施工するのを監理します。
簡単な修繕工事もあれば、土木工事を伴う大規模な施設の建設もあります。
大学で建築を学び、「自分でバリバリ設計したい!」という方は公務員よりも民間企業の方が適しているかもしれません。
「まちづくりの計画策定がしたい」、「工事監督員として公共工事を監理したい」などマネジメント業務がしたい方におすすめです。
土木職ほど人数はいませんが、女性も多く活躍している職種です。
電気職の仕事内容
電気職と次に解説する機械職は、あわせて設備職と言ったりもします。
職場によっては電気職と機械職で同じ業務をしたり、電気職が機械職の業務も担うことが多々あります。
電気職の仕事は大きく分けて2種類です。
- 新しい設備の設計・施工
- 既存施設の維持管理
たとえば、新しく庁舎を立て直す場合、土木工事を先行して行い、次に建築工事、途中に電気や機械の設備工事を行います。
土木工事の基礎の上に、建築職が建物という箱を作り、その中に設備をつけて電気を流す、これが一連の流れになります。
電気職の場合、大きな工事としては受変電設備や自家用発電機の設計・施工、小規模なものでは照明や電力量計などの更新などがあります。
ほかにも、設備の日常巡視点検や1年に1回の法定点検が主な業務です。
電気職は市区町村レベルでは若干名の採用程度しかありませんが、政令指定都市や県庁など大きな自治体では数十名程度採用する場合もあります。
なお女性職員は少なく、いまだに男性職員ばかりの部署が多いです。
ですが、これは単に女性の応募が少ないためであり、女性でも活躍できる職場が多いといえます。
電気職の仕事内容は『技術系公務員の仕事内容【電気職編】』で詳しく解説しています。
機械職の仕事内容
機械職の仕事は電気職と非常に似ています。
違いは、電気職が受変電設備や自家用発電機などの自家用工作物を扱うのに対して、機械職はエレベーターや給排水ポンプなどの機械設備をメインで扱う点です。
また、職場によっては設備職の人数が少なく、機械職であろうが電気の仕事も当たり前にやりますので、電気の知識も必要になります。
ただし、難しい業務はありませんので、公務員になってから勉強すれば問題ありません。
なお女性職員は電気職と同様に少なく、男性だけの職場がほとんどです。
技術系公務員がおすすめな理由
私が技術系公務員をおすすめする理由は次のとおりです。
- 福利厚生が恵まれている(給料や休暇もすべて事務職と同じ)
- 倍率が低い(1倍台の場合も多々あり)
- 事務職よりも業務量が少ない部署が多い
公務員が人気な理由に安定していること、そして福利厚生が恵まれていることが挙げれます。
技術系公務員ももちろん安定していますし、何よりも福利厚生がとても良いです。
技術系と聞くと、いわゆる「3K(「きつい」、「汚い」、「危険」)職場」をイメージする人もいると思いますが、公務員の技術系はかなり改善されています。
現場仕事もありますのでデスクワークばかりとは言えませんが、設計や工事監督などマネジメント業務が大部分であり、汚れるような仕事は少ないです。
また、給料や休暇といった福利厚生は事務職と同様のため、民間の技術職よりも休みも多いです。
ほかにも、倍率が低く公務員といっても合格しやすいことや、現場仕事は定時で終わることがほとんどのため、業務量が比較的少ないことも働きやすいポイントです。
大規模工事の設計やまちづくりの計画策定など業務量が多く、残業の多い職場もありますが、面談の時に希望を言えますし、家庭事情などで考慮してもらえるケースもあります。
民間企業よりも働きやすい職場が多く、時間的な余裕もあるため、家庭を大事にしたい方には特におすすめです。
まとめ:技術系公務員は働きやすい
技術系公務員はあまり知られていないため、民間企業に比べて人気がないのが実情です。
しかし、住みやすいまちづくりや、災害に強いまちづくり、生活に必要不可欠なインフラ整備など民間ではできない仕事に携わることができます。
やりがいを求めて働くことや、恵まれた福利厚生を生かして子育てやボランティア活動に積極的に取り組むこともできます。
公務員は倍率が高いからと初めから諦めるのではなく、技術系公務員を目指すこともおすすめです。
中には技術系で公務員に合格し、途中で職種変更で事務職に転向する人もいるので、まずは合格しやすい技術職で入ることも一つの手です。
福利厚生も恵まれていて働きやすいため、女性にもおすすめです!
技術系公務員を目指すなら資格試験を受験するのも効果的です。
特に電気職におすすめなのが電気の人気資格『電験3種』です。
電験3種があれば面接はもちろん、筆記試験の対策にもなります。
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